野菜高騰の訳

昨日から全国的にこの冬一番の寒さ。
九州でも積雪で一面銀世界です。
ところで、連日報道されている野菜高騰 何故だかかわかりますか?
秋口に種蒔いた後の大雨や台風で、植えたばかりの苗が流されたり、季節外れの台風の風で倒されたりとひと昔前はなかったような気象が続いているからなのです。
この異常気象が、もはや異常ではなくなってきてるのだと実感。
暑すぎる夏や巨大な台風。過去最大級の警戒を!といわれても自然には無力。
こんな経験は初めてと生産者の皆さんもおっしゃってます。
野菜が高いと言うことは、絶対的に供給量が足りないということ。
それは生産者の方にとっても致命的な事。
台風によって10日間種まきの時期が少しずれただけで野菜は育たないんです。
野菜も生き物。デリケートなんです。畑に何も育たない。
何にも無いと生産者も肩を落としてます。
スーパーで野菜が高いなと感じたら、その先の生産者に少し思いをはせてみて下さい。
そうしたら私たちが住んでる地球の為に、ひいては美味しいものを食べたい自分の為に何が出来るかアイデアが浮かびませんか?
「そういえば昔は野菜たべてたねー」なんて事言う時代が来ない事を祈るばかり。
沢山の生産者が暮らす九州 、そして定期的に野菜宅配してるお客様が暮らす東京や北海道まで全国の天気が今日も気になる店主です。
私の仕事は生産者と消費者、地方と都会を結ぶ事。
今日も沢山の笑顔が見れるよう準備始めます。寒い1日の様です。暖かくしてお出かけ下さい。